冬に温泉に入って部屋でお食事を…
国内おすすめ温泉旅行として、今回は城崎温泉の旅館「古まん」に泊まってきた体験を本ブログ記事にします。
本記事が参考になりましたら嬉しく思います。
本記事の内容
・城崎温泉について
・旅館「古まん」の紹介(外内観、食事、お風呂)
城崎温泉について

今回宿泊した「古まん」というお宿がある城崎温泉について簡単にご紹介します。
概要

城崎温泉は兵庫県の日本海側にあり、1,300年以上の歴史をもつ歴史ある温泉街です。
また城崎温泉は文学の街としても知られ、多くの文学者に愛されてきました。
今でも街のいたるところに碑が建てられ、歌のポストには一般の方が詠んだ歌が投函されています。
日本海に近く、それでいて兵庫の山々にも恵まれる城崎温泉では蟹や但馬牛を楽しめるのも魅力の一つです。
上の写真は夜の撮影なのでわかりにくいですが、城崎温泉街の中は道幅がせまく人も多いのでものすごく渋滞します。
自家用車での旅行の際は時間帯を早めるなどした方がいいかもしれません。
あと、大きなお車の方も要注意です。
外湯めぐり

城崎温泉には7つの外湯と呼ばれる共同浴場があり、それぞれ建てられた時期もお湯の温度も建物の構造も異なっています。
様々な顔を見せる外湯は観光客だけでなく地元のみなさんからも日常的に愛されています。
ちなみに外湯ではその日一番最初に訪れたお客様に「1番札」と呼ばれる木製の札が渡されます。
希少なアイテムをゲットしてみるのもいいかもしれませんね。
利用には料金が発生しますが、私たちは宿のプランにフリーパスが付いていました。

QRコード読み込みでの入館という謎のハイテク化。
城崎温泉旅館 古まん 宿泊体験レポート
本記事でご紹介するのは「古まん」という温泉旅館です。
城崎温泉の開祖を祖先に持ち、創業は616年(養老元年)にさかのぼる老舗の中の老舗です。
城崎温泉駅からは少し遠い位置にあります。
以前利用させていただいた時の写真をまじえて紹介します。
外観・内観

本館の正面写真を撮影するのを忘れていました。
この写真は実は別館です。

こちらは入り口すぐのロビー。
受付自体は奥にソファスペースがあってそちらで行いました。

館内の廊下。
旅館旅館しています、という感じです。
階段が急なのは老舗ゆえに仕方ないところですが、少々危ないと感じるほどなので気をつけましょう。
全体に古い施設ながら綺麗にされています。
部屋

今回利用したのはツインのお部屋。
古まんでは他に大人数用の和室、和洋室、お風呂つきの部屋などもあるそうです。
十分に広いし、綺麗に掃除もされていて問題は感じませんでした。
部屋食だったので、食後の匂いが就寝時に気になる方はいらっしゃるでしょう。
まあ、温泉宿の部屋食の宿命なので…換気しましょう。
食事

さて、今回のメインの目的であるお食事です。
「蟹絵巻」なるタイトルがついた夕食でしたが、これがすごいボリューム。
正直食べきれません。
すごい量でした。
この辺りは近年賛否もあるようですが、喫茶店のオシャレなランチを「病気のスズメが食べる量」と称して嫌う我々には嬉しい誤算です。

古まんの夕食では仲居さんが部屋で食べ方を指南してくれたり、ガスコンロで蟹を焼いてくれたりします。
この仲居さんに関しては注意が必要です。
親しみ深い対応と思えば気軽に、そして気持ちよく会話が進みます。
しかし、人によっては「態度なってないんちゃうか?」と思わせるほどのフレンドリーさです。
私たち夫婦は旅館の方とのやりとりが好きで、わざわざこじんまりした宿を選ぶほどです。
しかし、温泉旅館というのは「ほっといてくれ、静かに楽しみたい」という方もいらっしゃいます。
そういう方にはシンドイかも(言えば引いてくれるはずですが)。
あと口コミをみていると、シーズンバイトかな?というような若いお兄ちゃんに当たると、それはそれでドライすぎて良くないようです。
心構えのアドバイスとしては、
「おもろいおばちゃんに会うかもな、と腹をくくって楽しめ」

朝食も美味しかったです。
風呂
城崎温泉は外湯めぐりを楽しめる温泉街ですが、出かけるのがめんどうな時は内湯がありますよ。
内湯は和と洋で雰囲気の違う2つが1日ごとに男女交代で使えます。
寝る前、朝風呂などはこちらでも十分楽しめます。
外湯同士が意外と離れていて歩くの大変なのもありますし。
城崎温泉旅館 古まん 宿泊体験レポートまとめ

本記事では城崎温泉、そして「古まん」に宿泊しての体験レポートをご紹介しました。
よかった点、残念だった点をまとめます。
良いところ
・情緒あふれる温泉街
・蟹づくしの食事
・趣向のそれぞれ異なる外湯
残念ポイント
・道が狭く自家用車では大変
・食事は高齢の方は完食できない
歴史と情緒あふれる温泉街、そして最高の食事で日頃の疲れを癒してみませんか?

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