不妊治療に対する男性の心理とは 認めたくない・知りたくない

不妊治療
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どうも、兼業主夫ブロガーの でぶアヒルです。

今回のお話は不妊治療と男性の心理に関してです。

私自身、不妊治療に臨んでおりますが3年経った現在、子はおりません。

今から治療を始める方も、すでに取り組まれている方も様々なお悩みがあるかと思いますので、悩みを共有出来れば嬉しいです。

ここから先を読み進めても解決策は出てきません。それに治療方法に関しても細かくは述べません。

それは医療関係者の方々のお仕事であり、そういった方から適切な情報を受けた方が良いと思うからです。

そのことをご承知の上で読み進めていただければと思います。

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前置き 不妊とは

最近は不妊治療をなさっている有名人の方の発信などもあり、

不妊、また不妊治療というものが一般に語られるようになってきました。

不妊とは”避妊をせず性生活を続けても1年以上妊娠しない場合”を指します。

※「リンク:不妊症とは(日本生殖医学会

原因は様々ですが男性側に問題がある場合も約半数あります。ですので治療に当たっては夫婦で一緒に取り組む必要があります。

まずお伝えしなければなりませんが、私は現在わかっている情報として無精子症であるとか、妻が疾患を抱えて…

といった背景はございません。

「でも結婚後7年経っても子宝に恵まれない(あくまで今わかっている情報で)」という状況です。

他にもっと深刻なお悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。

今回私がお伝えできるのは取っ掛かりの、スタートライン部分での男性側の心理に関してです。

また、今後の状況を踏まえて記事を更新していくつもりです。

不妊治療に非協力的な男性の心理・本音

不妊治療への熱量はご家庭により、またご夫婦の間でも異なります。

どちらか一方に熱量が偏っていては難しいのが不妊治療です。

男性が不妊治療に消極的な要因にはどのような心理があるのでしょうか。

検査で自身に問題があるかもしれない恐怖

まず産婦人科を受診されて様々な検査を受けます。

男性でしたら採血や採精を行い、問題がないか調べるのですが、

ここで自身の側に問題があったらどうしよう、と思うこともあります。

これは男女問わずなのですが、検査で異常が認められた時に「自分のせいで子どもができないのか」と考えてしまうのは非常にストレスになります。

不妊治療の初めのこの検査で色々なことが判明してしまうことに抵抗があり、

なかなか積極的になれないのです。

タイミング療法がツラい

初期の治療(医院によっては来院前に推奨)でタイミング療法というものがあります。

これは妊娠しやすいタイミングに合わせて性交渉を行うものです。

このタイミング療法が「妊娠するためだけの行為」「必ずこの日程で行わなければいけない」と男性心理に圧力をかけることになります。

男性は意外と繊細な方が多く、このタイミング療法で不妊治療に嫌気が差してしまうこともあります。

本当に子どもがほしいと思っているのか

このことに関しては男性自身が気づいていない場合もあります。

よくあるのは「妻が子どもを望んでいる」「妊娠を望む妻の希望を叶えてあげたい」と言っている男性です。

不妊治療は二人で行うものですが、このような発言がある場合「相手が言ってるから」と他人事として捉えてしまっているというものです。

このように旦那様が発言している、または旦那様ご自身で思っていたなという方は、

一度夫婦でしっかりと家族設計や願望といったものを話し合った方が良いと思います。

不妊治療をしていることを知られたくない

男性は多くの場合、不妊治療に対する身体的負担は女性に比べると少ないです。

それでも定期的な通院や体調管理、サプリメントの摂取などのアクションも発生します。

その時に他の人に知られたくない、というものです。

これは自身の問題を認めたくない心理とも重なりますが、周囲から「あの人子ども出来ないから治療してるみたい」と思われたくないのです。

プライドや自尊心がそれを恐怖しているのですね。

最近はクリニックなどもその辺りに配慮した所も多いです。

入口が産婦人科と分かりにくかったり、院内では呼び出しに番号を使ったり、専用のアプリのみで連絡したり…

兎角プライベートの極みのようなことを他人にイジられたくはないのです。

まとめ 男性も不妊治療と向き合うに当たって

今回は治療に対する男性の心理(特に消極的な)を中心にお伝えしました。

私自身も記事内で触れたような意識を持っていたこともあります。

実際に私達夫婦は一度不妊治療をやめたことがあります。それはお互いの想いに差があったことが大きな要因でした。

それでも現在治療に取り組むことが出来たのには理由があります。

  • 「本当に」お互い子どもが欲しいのか話し合った
  • 治療をどこまで進めるのか方法論に関して話し合った
  • ここまでやったら諦めるという地点を決めた
  • 子を持てなかった場合の人生を話し合った

このように不妊治療に対して夫婦で向き合い、方針を決めたのです。

お互いに逃げも隠れもせず、これからどんな事実が待っていても受け止める。

その覚悟を二人ともが持つという機会を設けたのです。

矛盾したことを言いますが、これから治療に望まれる方にはしっかりと夫婦で話し合い、それでいて肩肘を張らずに望んで欲しいと思っています。

不妊の原因の一つと言われているものにストレスがあります。

夫婦で取り除けるストレス要因は除外しておきましょう。

因みにブログ趣旨からも、家事のお手伝いをしない男性は少しづつでいいから頑張りましょう!

私は「あんたはいつ子育て、介護、単身赴任が来ても全く心配ないわ」と妻に言われております。

しかし少し前までは床に転がり空間を占有するだけのダメ夫だったのです。

でぶアヒル
でぶアヒル

みんなもきっとできる!

頑張ろう!

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