みなさまのご家庭でも夫婦間での約束ごとでモメたご経験はないでしょうか?
言ったことをやってくれない…
相談もなしに勝手に用事を入れている…
怒りや悲しみや困惑が爆発する場面ですね。
でも、
「こうやったら絶対にそんなことは起きなくなる!」
「これで旦那は変えれる!」
という方法は私はないと思っています。
ケースバイケースというか人によって変わるきっかけは違いますので。
ただ、私は男性なので、男性に厳しい内容を本記事では綴っています。
世の奥様は「うちの旦那もこんなん言うわ」と思いながら、
世の旦那様は「いやいや仕事の時は出来てるわ」と情けない言い訳をしながら読んで頂けましたら幸いです。
家庭になると役立たずな夫たち

例えばこんな会話

今日子どもの通院だから休み取るって言ってたじゃない!

そうだっけ?
でもいまから休めるわけないだろ。
お前は家にいるんだから頼むわ。
前々からの約束を忘れて仕事を盾にする旦那。
奥様が別の約束や予定をいれていたかなど、どうでもいいのでしょうか?

俺は普段しっかり仕事やってんだから、家でくらい休ませてくれよ
はたしてそうでしょうか?
ちゃんと仕事出来ているのでしょうか?
CHECK
・連絡が遅い(ない)
・相手の事情を考えない
・状況に仕方ないと諦める
こんな人が仕事出来る人間であるわけがない。
家だから?
「家ではなんにも出来ない人間になる」ということが奥様の納得を得られているのであれば問題ないでしょう。
そうでないならダメですね。
仕事だけ出来ないはあり得るが逆はないと思う

家庭も仕事もバッチリ、もしくはどっちも全くダメダメ…
これはわかりやすく「あります」よね。
そういう人なんだなという感じです(変われますがね)。
じゃあ、仕事だけ出来ない人は?
これはありえます。
これはその人自身の問題よりも評価構造が関係しています。
家庭での評価は基本的には絶対評価で、その出来栄えを”家庭内で”別の夫と直接比べられることはありません。
別の家庭の夫とは比べられることはありますが…
状況も違うし正確なことはわかりません。
絶対評価、みたいな感じですね。
「他がどう」、以上に「あんたがどう」なのかをみられる。
では会社はというと、同じ会社で同じ部署で同じチームで同じような仕事をしている集団です。
その中で家庭でのチェックシート埋めていくような「出来ている」というのは当たり前で、それに加えて「他と比べてお前は」という要素が入ってきます。
相対評価ですね。
ちゃんとやってる、仕事が丁寧、相手と向き合っている。
家庭だったらいい旦那さんですが、会社の中でその速度、制度が相対的に遅ければ「出来ない奴」です。
なので家庭では出来るが仕事が出来ないはありえると思います。
以上から、旦那さんのパターンとしては、以下のようなものがあります。
家庭のことも出来て仕事も出来る
理想の形ですね。
本来当たり前の形でもありますが。
いわゆる”ホウレンソウ”や相手の立場に立つこと、課題に向き合って打開策を模索する姿勢が当たり前に出来る人は家庭でも問題なく奥様と関わっていけます。
家庭のことも仕事も出来ない
残念ながらこれもありえますね。
性根を入れ替えて頑張りましょう。
大人ですので。
後ほど触れる家庭だけ出来ないと言う方は実際はここだと思っています。
家庭のことは出来るが仕事は出来ない
先ほども述べましたが、やるべきことが出来ているだけでは評価されないのが競争社会の悲しいところ。
家ではそんな旦那さんを褒めてあげてください。
家庭のことは出来ないが仕事はできる
これが「俺はしっかり働いてるんだ」と駄々をこねる層です。
本当に一部の人間は仕事もできていますが、そう言う方はちゃんと仕事への注力、家庭を任せることを奥様とすり合わせができているように思います。
ほとんどは出来ている気になっているだけの人です。
会社での仕事もできていないので、一家の大黒柱として奥様も不安なところですね。
しっかりと相手のことを考えて対応できる人間に育て上げるために、時に突き放し離れてみたり、時に褒めまくって味を示させたり、工夫を凝らしてまずは家庭に参画させましょう。
本当は心根から変えたほうがいいのですが、「習慣が変われば人格が変わる(ウィリアム・ジェイムズ、一部抜粋)」です。
まずは家庭で行動変革を起こさせ、習慣化し、人格を変えて生きましょう。
変わらない旦那様なら…
「何故この人と一緒にいるのだろう」
と真剣に考えましょう。
人生は一回です。
思ったより社会は弱者を助けてくれます。
必ずしも自分の人生の全てを捨ててまで他人と一緒にいる必要はないと思います。
妥協して結婚生活送るなら離婚したら?

私は20年ほど前に学生時代に出会った妻と交際、結婚し楽しく家庭を営んでいます。
二人の中で結婚する時にいくつか決め事をしましたが、その決め事のおかげでうまくいっていると思います。
我が家のルール
・年に一回目標設定、決め事の更新会議
・慣れて家庭としての向上心がなくなったら離婚
他にもあるのですが、大きな軸はこの二つです。
特に2つ目はもっと厳しく「メリットなくなったら離婚」という言葉で結ばれた約束です。
この「メリットがなくなる」というのはお互いに関わろうとしなくなるとか、相手任せになり思いやりがなくなったということが当てはまります。
物理的なことでなく信頼関係がなくなったらということです。
過去に私が精神的な事情で失職したことがありますが、そのような際に「収入のメリットなくなった」というのは妻の中では計上されませんでした。
「一緒に生きていくのに必要な相手であるかが重要なのであって、収入が欲しくて結婚したわけでない」と言っていました。
話がそれてしまいました。
無理をして結婚生活を送る必要はないと言うことです。
信頼し、この人と生きて生きたいと思える人と生きていきましょう。
それを踏まえた上で旦那様への情があるのであればまずは家庭に参画させましょう。
色々試してイケてる旦那様を育成するシミュレーションゲームだと思って。
勝手を言い散らす旦那の精神を形成したのはこれまでの経験です。
これからの経験で変えていきましょう。
逃げ道はあります。
なんとでもなります。
それでもせっかく選んだ旦那様です。
「ワンチャン変わる機会を与えてやっている」くらいの気楽な気持ちで付き合ってみましょう。
とりとめのない駄文に最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
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